猫の健康

脂肪を抑えたフード

人もそうですが、猫たちも何もしなくてもエネルギーを必要としています。
内臓が働いたり、筋肉を動かしたり、排泄をしたりする時に必要なエネルギー、それが基礎代謝とよばれるものです。

人も若いころよりも年を重ねると基礎代謝は下がってしまいますが、猫も一緒です。
若いころに比べた場合、シニア期に入った猫のエネルギーは約20%も減少するといわれているのです。
それなのに、若いころと同じような食べ物を同じ量上げていたら、当然肥満猫になってしまうのです。
食欲が減ってくるこのころにあわせた食事内容や食事量、摂取カロリーの調節が必要になってきます。

体を動かすのが億劫になってくる猫たちに、肥満にさせてしまうような食事内容等は、さらに足腰に負担をかけ、快適な生活を臨むこともできなくなってしまいます。
それだけではなく、糖尿病や高血圧などの病気を引き起こす原因にもなってしまいますので注意が必要になってきます。

若い猫用の食事よりも脂肪を抑えたフードが、シニア用に発売されています。
これらは筋肉を維持する為に必要な良質なたんぱく質や、良質な脂肪が適度に入っているものです。
脂肪がすべて悪いわけではなく、適度な摂取は必要なのです。

それは良質な脂肪が効率のいいエネルギーであることを初めとして、必須アミノ酸は細胞膜を構成しますし、さらに健康な皮膚や艶やかな毛を維持する為にも必要な、ビタミンA・D・E・Kなどの油脂性ビタミンを運搬す
る役目を持っています。

さらに、きのこ類に含まれているβ-グルカンは免疫力活性させたり、コンドロイチンやグルコサミンは関節の健康維持などに役立つとされています。
またクランベリーは尿路感染症の予防に効果があるとされていて、細菌によってアルカリ性になってしまう病気を、弱酸性の尿を維持することで予防するというものです。

これらはシニアだけに限らず、運動量の少ない肥満猫たちにも、利用できるものも出ています。
これらの食事を一日数回に分けてあげるのが、シニア期、肥満猫たちにとっては望ましい食事といえるでしょう。
ただし、シニア期を初めとしたダイエットなどを目的にしている場合には、まず原因を探すことが大切です。

過剰な体重増加でなければ、上手く遊び相手になることで運動量も増えますし、食事を与える時も何グラム与えたのか、ということを記録することも必要になってきます。
一回分を計って袋に入れておくのも、余分に与える心配がなくいいと思います。

ただしダイエットは目標を立て、どのくらいで何キロ減量する、と決めて行うようにしましょう。
猫たちの負担にもなります。
そして6ヶ月を超えてダイエットをしないことも大切になります。

脂肪分を抑え、食物繊維を増やした満腹感の得られるフードを上手く使って、シニア期や肥満猫たちに食事を与え、快適な生活を猫たちとともにすごせるようにしたいものです。
http://www.omnicomassociates.com/sanchi.htmlでは産地や素材にこだわって作られた猫用のおやつが紹介されています。